薬機法について思うこと
薬機法とは
「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」
のことです。
医薬品や医療機器だけでなく自社が扱っている化粧品もその対象となります。
薬機法において、化粧品は
「人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、又は皮膚若しくは毛髪を健やかに保つために、身体に塗擦、散布その他これらに類似する方法で使用されることが目的とされている物で、人体に対する作用が緩和なものをいう。」
と定義されています。
2021年8月からの薬機法改正において注目すべきところは、
課徴金制度が導入されたということです。
薬機法の規制対象となるものを取り扱うメーカーの広告違反は
売り上げや収益の向上を目指すがゆえの虚偽や誇大な広告によるものがほとんどであり、
薬機法改正において新たに導入された課徴金制度は、
「虚偽・誇大広告の禁止」(薬機法第66条)に違反する行為が対象です。
皆さんの化粧品選びで重要なことは何でしょうか?
「どんな効果があるの、何に効くの?」
「どのようにお肌に良いの?」
お客様によく聞かれることです。
やはりお客様が化粧品を選ぶ上での関心事は効果効能なのです。
しかし、化粧品の宣伝に効果効能は使えません。
薬機法を意識しすぎてお客様に伝えたいことが沢山あるのにうまく伝わらない‥
化粧品製造販売業社あるあるです。
使ってもよい表現を使いながら、お客様に商品の魅力をわかっていただくことは
とても大事なことだと思います。
管理栄養士でありセールスライターの岩田夏実さんに作っていただいた
自社商品「むらさきの雲」のインスタグラムの記事です。
第三者の目で薬機法を意識したうえでむらさきの雲の魅力を記事にしていただきました。
私は薬機法を守ることは、
お客様に安全と安心と信頼を届けることだと思っています。
安全と安心は別物。
いくら安全なデータを並べても、安心を与えることができなければ
お客様の不安は拭えません。
そしてお客様に商品を末長く愛用していただくためには、
お客様とメーカーとの信頼関係は欠かせません。
過剰な広告を提供することにより、
果たしてお客様との信頼関係は生まれるでしょうか?
過剰な広告で一時的には多くにお客様に届けることが
できるかもしれません。
でも、広告に書かれていることと相違があった商品を
再度手に取りたいと思っていただけるでしょうか??
「むらさきの雲」はお客様が継続して使いたいと
思っていただける化粧品であり続けることに拘っています。
大切なお客様へお届けする商品です。
常に誠実な気持ちでお客様と向き合っていくことをお約束します。
ご縁をいただいた夏実さんありがとうございました。
夏実さんのインスタはこちらです。